両親の終活への向き合い方 +α
身内の終活の重要性を実感
以前の記事で終活の大切さについてコラムを記載しました。【リンク】「両親の終活への向き合い方」
最近、年齢が少し上の友人(2名)の両親にご不幸がありました。40代から50代にかけては、両親の健康も気になる部分と改めて痛感しました。
その友人たちと飲みながら話になった内容が、「母親は生前に終活というか、色々とまとめていたので良かったが、父親はそういうことには無頓着で相続時に色々と大変だった」「母親の死後、父親も具合を崩し、今は中々話しもままならないので今後不安だ」ということでした。
両名に関わらず、相続を経験した方のお話を伺うと、両親を失う悲しさに加えて、何がどうなっているのかが全く分からない状態に陥ることが大変なようです。そして、この両名についてみれば、共通して話していたのが、生前、健康なうちに財産整理の話などはしっかりしておけば良かったとのことでした。
特に、私もそうですが、実家が遠隔地にある場合はそういった整理や手続きは非常に厄介です。
話しにくい内容ではあるものの、近しい友人の話す姿を目の当たりにして、改めて終活は大切な作業であり、ご依頼・ご相談があったときにはしっかりとご両親・ご本人様の背中を押してあげないといけないなと実感いたしました。
あわせて、私はお客さまと話すときに必ず持ち出す、両親のいずれが先立つかによるリスク(経験則上、家事全般をこなす母親などが先立つ場合は、現役世代のお子さまの生活に与える影響が高い気がします。)をご認識いただき、両親が健康でご存命のうちに取り組むことが有効です。
身近な方からのお言葉を受けて、一層、終活のご相談があったときはお役に立てるように取り組みたいと思い、本記事を記しました。